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歯科の豆知識ブログ

乳歯が黒くなるサホライド

 

乳歯の虫歯予防の治療に対して行うサホライドをご存知でしょうか。乳歯を削って治療することがまだ困難な場合、予防処置としてサホライドを塗布しておくことがあるのですが、難点として歯が黒ずんでしまうことがあります。見た目が悪くなるため、最近の歯科医院で使用されることはほとんどありませんが、一昔前の小児歯科治療ではよく行われていました。ではサホライドの塗布にはどのような効果があるのでしょうか。

 

 

≪サホライドとは≫

サホライドは商品名で、正式名称は『フッ化ジアミン銀』です。フッ化物イオンと銀イオンが含まれており、虫歯になった部位にのみ銀イオンが吸着し、虫歯の進行を抑えます。銀イオンが虫歯の部位に付着して酸化するため、虫歯だった部分が黒くなります。またフッ化物イオンも含まれているため、健康な歯質も強化してくれます。

 

 

≪サホライドを塗布した場合≫

サホライドを塗布した直後に、お子様が薬を舐めてしまうと唇や頬に薬が付いて黒くなってしまうことがありますが、1週間ほどでなくなります。

また、サホライドを塗布することで乳歯が黒くなるため、学校や幼稚園、保育園などの歯科検診で虫歯と診断されてしまう場合があります。ほとんどのケースでは問題ないのですが、まれに虫歯が進行している場合があるため、かかりつけの歯科医院に受診することをお勧めします。

 

 

 

≪まとめ≫

以上にように、サホライドを塗布することで虫歯の進行を抑えることができますが、歯が黒くなってしまうため、虫歯が進行している場合は早期の発見が困難になり、また歯が黒い状態が続くため、審美的にも大きな問題となります。

虫歯の治療が行える年齢であれば、コンポジットレジン(プラスチックの材質)と言われる白い詰め物で乳歯をきれいに修復することができます。そのため、近年では虫歯治療はレジン修復がメインになっており、虫歯の進行を抑えるにはフッ素を塗布することが一般的になっています。

 

しのはら歯科医院ではサホライドの塗布は行っておらず、虫歯治療はレジン修復を行っておりますが、大事なことはお子様が虫歯にならないような口腔環境を作っていくことだと思います。お子様の虫歯について気になることがありましたら、当院までお気軽にご相談下さい。

 

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