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キシリトールの効果


 

最近では予防歯科に対する意識が高まってきており、歯磨き粉やガム、タブレットのテレビCMなど、いろいろなところで「キシリトール」という言葉を耳にすると思います。しかし、どのようなものかも分からず、うまく利用できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、キシリトールの効果や使用方法について説明させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

≪キシリトールとは≫

キシリトールは白樺や樫の木などの原料から作られる天然素材の代用甘味料です。お砂糖と同じくらいの甘さがありますが、虫歯の発生を予防する効果があります。また血糖値の上昇を抑えたり、骨密度の改善が認められることから、糖尿病や骨粗鬆症にも効果があると言われています。

 

 

 

 

 

 

 

≪キシリトールの効果≫

①虫歯の原因となる酸を産生しない

キシリトールだけの効果ではありませんが、使用してすぐに表れる最初の効果です。虫歯菌が出す酸によって歯を溶かすのが虫歯ですから、その酸が作られなくなることで、虫歯になりにくくします。

 

②虫歯菌の活性を弱めて性質を変える

キシリトールが持つ最も大きな効果と言えます。歯の表面に付着したプラークを剥がし、汚れが付きにくい環境になります。

 

③再石灰化により初期の虫歯を治癒する力がある

キシリトールは唾液中のカルシウム成分と結びつき、安定した型を作る性質があり、白濁部位にカルシウムやミネラルを補給することで、歯の再石灰化を促進します。

 

 

 

 

≪キシリトールの使用方法≫

◎キシリトールは長時間続けて使用することが望ましく、1日に必要な摂取量は100g程度と言われており、それを3~5回に分けて食後や間食後に摂るようにしましょう。

 

◎ガムやタブレットの場合、甘味料としてキシリトールが50%以上含まれており、砂糖が0gのものを使用して下さい。

 

◎毎食後に摂取するのが最も効果的ですが、最近では食前に食べると良いという報告もあるので、あまり時間にこだわらず各々の生活パターンに合わせて無理なく摂って下さい。

 

 

 

 

≪まとめ≫

以上のようにキシリトールには虫歯を予防する効果が認められていますが、キシリトールを毎日摂取しているからといって絶対に虫歯にならないというわけではありません。虫歯の予防には毎日のブラッシングが最も重要であり、キシリトールはその補助的役割をするものだと考えていただければいいかと思います。虫歯やキシリトールのことで気になる方は、稲毛区にあるしのはら歯科医院までお気軽にご相談下さい。