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喫煙による悪影響①


 

喫煙は、ヒトの身体のすべての臓器に悪影響を及ぼし、悪性腫瘍や心疾患、脳血管疾患、閉塞性肺疾患などの多くの生活習慣病の原因となっていることが明らかになっています。歯を失ってしまう原因の第1位である歯周病においても例外ではなく、喫煙習慣と歯周病の進行については密接な相関関係があることが明らかになっています。そこで今回のテーマは、喫煙がもたらす影響についてのお話しです。

 

 

 

≪全身に及ぼす影響≫

タバコの中には「ニコチン、タール、一酸化炭素」の三大有害毒素をはじめ、約200種類以上の有害物質が含まれており、その中の60種類に発ガン性があると言われています。全身に及ぼす影響としては、

①血管収縮により血圧が上昇し、高血圧や狭心症を引き起こす原因になります。

②悪玉コレステロールが増えて動脈硬化を促進します。

③血液がドロドロになり、血管がつまりやすくなることで脳血栓や脳卒中が増えます。

④慢性気管支炎や気管支喘息が誘発されます。

⑤粘膜の血流悪化や胃酸の過剰分泌により、胃潰瘍や十二指腸潰瘍のリスクが高まります。

 

また、非喫煙者だからといって安心はできません。喫煙は吸っている本人の健康にとって良くないのはもちろんですが、受動喫煙による副流煙によって周りの人の健康にも影響を及ぼします。妊婦の受動喫煙は早産や乳幼児突然死の原因ともなるだけでなく、子供の喘息や知能低下にも大きな影響を与えてしまうのです。

 

 

≪口腔内に及ぼす影響≫

喫煙によって最初に曝露される臓器は口腔です。喫煙による口腔内への影響には口臭の増悪、味覚低下、歯肉の黒色化(メラニン色素の増加)、歯面の着色などがあります。また、タバコに含まれる化学的有害物質が歯肉の血管を収縮し、歯肉出血を減少させ、歯肉表面を固くしてしまうのです。そのため歯周病の症状である歯肉の腫れや、歯ブラシ時の出血といった炎症症状が現れにくいため、自分でも気づかないうちに歯周病が進行してしまうのです。そして気づいた時には歯周病がかなり進行していて、歯を抜かなければならないぐらいに悪化してしまっていることもあるのです。また喫煙者は非喫煙者に比べて約3倍、1日10本以上吸う場合には約5倍も歯周病になるリスクが高いと言われています。

 

それ以外にも歯周病原細菌の増加や活性化により、歯の表面にプラーク(汚れ)や着色が付きやすい環境になってしまうだけでなく、免疫力の低下や歯肉の血流不足により、歯周病の治りが悪くなるだけでなく、歯周組織の破壊の進行を止めることができなくしてしまうのです。

 

 

≪まとめ≫

しのはら歯科医院では3カ月ごとに定期的なメンテナンスを行っており、定期的に歯周病の状態をチェックするだけでなく、歯石の除去や歯の表面をキレイにする機械的歯面清掃(PMTC)を行うことより、着色やヤニを落とすことができます。喫煙習慣があってどうしても禁煙ができない方は、せめて定期的に歯科検診を受けることをお勧めします。喫煙者だけでなく非喫煙者の方でも、歯の表面の着色や口臭が気になる方はどうぞ気軽にご相談下さい。