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最近は電車に乗っていると、この本の車内広告をよく見かける方も多いのではないでしょうか。

脳の老化と歯には関連性など無いように思われがちですが、実は歯を使って噛むだけで脳の広い範囲が活性化するのです！！つまり、噛み続けるための歯を温存すれば、いつまでも脳を刺激し続け、脳の血流を増やし、脳を活性化することができるのです。

この本には、認知症の原因物質の発生源となるのは歯周病であると記されており、実は認知症の患者さんの口腔内が清潔に保たれていることはほとんど無いというのです。そのため、認知症患者さんに定期的な歯のケアを受けていただき、自分の歯でしっかり噛んでもらうことで、認知症の予防・改善につながるというのです。

また、歯周病を予防・改善することが脳の老化防止につながるだけでなく、誤嚥性肺炎、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞などの全身リスクを下げて「健康寿命」を延ばすことにもつながると言われています。

これ以外にも、歯がない人はボケやすい、35歳をすぎたら歯間部もしっかり磨くようにすること、正しい歯磨きのやり方、予防歯科の重要性についても記載されています。

このように、やはり重要になってくるのが定期的に歯科医院を受診してメンテナンスをしっかり受けるということです。しのはら歯科医院では、歯科衛生士さんによる歯のクリーニングをしっかり行っており、口腔内を清掃にすることで全身疾患の改善にもつながればと思っております。

興味のある方は是非この本を読んでみて下さい(^^)